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令和4年度の予定
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特定非営利活動法人おもだか水辺の生き物保全会は 平成26年2月18日に設立しました。 地域の優れた水辺の自然環境を守り、また、かつての 豊かな水辺の環境をよみがえらせるために、私たちは 地域の人達とともに活動します。 ふるさとの いのちきらめく水辺のぞいてみよう 水辺の世界トウヨシノボリ いつもは平凡な色調ですが、恋の季節にはカラフルにお化粧します。イシガイ、ドブガイ、マツカサガイなどの淡水二枚貝の繁殖には欠かせない存在です。
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事務局
メール 「omodakamizube@yahoo.co.jp」 電話 023-631-8651 入会方法 保全会の広告用チラシ リンク ニュース フクドジョウが山形県内に侵入(H28.5月) 丹生川にフクドジョウが定着しています。フクドジョウは北海道原産で本来は山形県に生息していない種ですが、今や全国に侵入しているそうです。山形県尾花沢市の丹生川でも今は普通に見られるそうです。ドジョウと異なり、河川に生息するので、シマドジョウの存在が脅かされる心配があります。フクドジョウは美味しいとの話もありますので、是非、捕獲した人は食べてください。 アブラボテが山形県の置賜地域に侵入(H26.8月) アブラボテは西日本に生息するタナゴの一種ですが、置賜地域に侵入しています。侵入してから何年か経っているようで、ライバルのタイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、キタノアカヒレタビラを完全に駆逐した場所もあります。闘争心が強くて、産卵期以外でも、同種でも異種でも、何でもかんでも攻撃します。タナゴの種類としては、体が肉厚でいかにも頑丈そうです。とても山形県産のタナゴたちでは太刀打ちできません。できれば駆除してほしいのですが、繁殖力は極めて旺盛です。生息域を拡大しないように注意が必要です。 ブラックバス駆除に向けて連携 尾花沢市内にブラックバスが密放流されて、今では多数の水域でブラックバスが猛威を振るっています。それぞれの地域や団体で個別に駆除作業をしていましたが、中々、成功していない現実があります。そこで、地域間・団体間で協力してブラックバスに立ち向かうことになりました。駆除に必要なノウハウ、駆除に必要な道具、人員などで協力しあいます。 山形県内水面議場管理委員会指示が発表されました。 山形県内水面漁場管理委員会では、「漁業権が設定されている水域でのブラックバスの再放流禁止」の指示を発表しました。詳しくは平成28年11月16日付の山形新聞の記事を御覧ください。 なお、このことに関して、山形県議会の農林水産常任委員会での会議内容が山形県のホームページに出ています。 今回の指示を出すにあたっては、漁場管理委員会はパブリックコメントを募集し、数多くの意見が寄せられたそうです。それらの意見は公開したということですが、県全域での再放流禁止に反対する意見だけが紹介されています。当保全会をはじめとして、全域での再放流を求めている意見が確実にありましたが、それらが全く紹介されていません。何とも不思議なパブリックコメントでした。不可思議な力が加わっていそうです。山形県には、豊洲や豊中などの「豊」がないはずなのですが。 84年前の山形県の淡水魚類(令和4年5月27日) 昭和13年に遠山啓二氏が書かれた立派な調査・研究の文献が山形県立図書館にありました。県立図書館の地下書庫に収蔵されていますので、次の書名で職員へお願いして下さい。古いので、種名、属名、学名が現代とはかなり違いますが、それぞれの種に関する観察はかなりしっかりしています。 1 郷土研究 第3輯 2 山形県下の淡水魚類 (2は上記1からこの部分だけを抜粋したものです。) なお、県立図書館職員から国会図書館の「デジタルコレクション」にも公開されていることを教えて貰いました。下の書名にリンクを貼りましたので、御覧ください。 この本には、沢山の研究論文が載っています。遠山啓二氏の論文は最後の方です。当該ページの左「コマ番号」を186に調整すれば、直ぐに辿り着くことができます。
ドブガイの繁殖(令和4年10月29日) 当保全会の会員がドブガイ(タガイ)の繁殖に成功しました。元々はキタノアカヒレタビラの繁殖を行っているのですが、さらにドブガイも繁殖していることが分かりました。 ドブガイが自然界で激減しておりますが、繁殖が難しいと言われています。タナゴ類の復活には深刻な問題となっています。ドブガイの繁殖はタナゴ類の繁殖にも朗報です。
キタノアカヒレタビラの人工授精 (令和4年10月29日) 淡水二枚貝の減少により、タナゴ類の復活が困難になっていましたので、会員がキタノアカヒレタビラの人工授精に取り組んでいました。これまで他のタナゴ類での報告がネット上に見られますが、キタノアカヒレタビラの報告はありませんでした。今回、会員が6月に人工授精したのが成功し、稚魚まで成長しました。 |